離婚慰謝料

不貞行為に基づく損害賠償請求については、相手方の行為が違法であることが前提とされるため、不貞行為の立証が必要になってきます。（例えば、不倫を認めたことが記載されている書面や不倫相手とのメールなど）

夫・妻に慰謝料を請求する場合

不倫・浮気の事実：手をつないでいた・キスをしていたなどの事実だけでは慰謝料請求は困難であり、性的関係があったことの証明が必要となります。
さらにある程度高額の慰謝料が認められるためには継続的関係があったことを証明することも必要となります。

不倫相手に慰謝料を請求する場合

夫・妻に慰謝料請求する場合とは別に以下の事実が必要となります。
不倫相手が交際相手が既婚者であるという事実を知っていた・又は知らなくても知らないことに落ち度があったということの証明が必要となります。 不倫関係の開始時には、婚姻関係が破綻していなかったということを証明する必要があります。

慰謝料の請求期間

原則として慰謝料請求の原因となる事実が発生したときから３年以内となります。