COLUMN
夫婦間トラブル
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離婚に伴う手続き
2016.6.29
どこの役所に行けば良い?離婚届における入手方法と注意点
離婚届はどうやって入手する?
離婚届は、全国の市町村役場の窓口でもらうことができます。 基本的には全国統一のフォーマットとなりますので、「自分の県や市でもらった用紙しか使えない」といったことはありません。 また住民サービスが充実した近頃では、市町村役場の支所での配布や、市のサイトからのダウンロードも可能となっていますので、どんな人でも比較的入手しやすい時代になっていると言えるでしょう。
離婚届をワードやエクセルを使って自作することは可能?
離婚届は、指定された用紙に手書きで記入する必要があります。 「字が汚いから」などの理由があっても、ワードやエクセルで自作することはできませんので、必ず自分か配偶者のどちらかが役所に用紙をもらいに行くようにしてください。 また離婚届の用紙は子供以外は誰でももらうことができますので、「役所に行くのが恥ずかしい」といった場合は、両親や祖父母に代理で行ってもらっても良いでしょう。
裁判や調停離婚でも離婚届は必要?
裁判所で行う調停や裁判で離婚をする場合も、きちんと市役所に離婚届を提出する必要があります。 調停によって離婚が決まった場合は、基本的に申立人が離婚届を記入・提出する形となりますので、ドメスティックバイオレンス(DV)などの理由で「相手と直接届け出のやりとりをしたくない」といった人でも安全に手続きが終わると考えて良いでしょう。
仕事が忙しく日中に離婚届が出せない場合は?
仕事や出張が多く、窓口が開いている時間に市町村役場に来れない場合は、時間外窓口で提出することも可能です。 また近頃では、郵送によって離婚届の受理をする市町村役場も増えていますので、直接持ち込む時間のない場合は問い合わせをしてみても良いでしょう。
離婚協議が進まない理由で離婚届が書けない場合は?
パートナーがなかなか離婚に応じなかったり、慰謝料や養育費などの条件面で話し合いが進まない場合は、さまざまな離婚トラブルの対応実績のある弁護士にアドバイスを仰ぐ方法もおすすめです。 離婚問題が得意な弁護士は、より有利になる条件提示や手続きの進め方などの助言もできますので、「少しでも早く別れたい」といった願望もより良い形で解決に導くことが可能であるといえます。 またパートナーが不倫や浮気、ドメスティック・バイオレンスなどをする場合は、慰謝料請求も可能となりますので、まずは信頼できる弁護士に夫婦間トラブルを話すことから離婚に向けた行動を起こしてみてください。
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