COLUMN
夫婦間トラブル
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離婚に伴う手続き
2016.5.29
不倫や浮気で離婚!不貞行為の証拠集めガイド
不貞行為による離婚と証拠の関係
パートナーの浮気や不倫といった不貞行為を原因に離婚訴訟をする際には、「肉体関係があったこと」を証明する証拠が必要です。 法律的な不貞行為には、「配偶者のある人が、自由意志に基づいて配偶者以外の人と性的関係を持つこと」という定義が存在するため「肉体関係がある」と断言できる材料がなければ家庭裁判所での離婚成立が難しくなってしまうのです。 このような法的な制度から考えると、不貞行為を原因とした離婚は「証拠が命である」と考えて良いでしょう。
不貞行為の具体的な証拠とは?
不貞行為の具体的な証拠とは、第三者がその資料を見た時に「明らかな肉体関係があった」と判断できるものです。 ラブホテルの中で一緒に撮影した写真やビデオがあれば、直接的に「肉体関係が存在した」と断言できる証拠になります。 また最近では、探偵業者の尾行によって得られる「ラブホテルの入退室時間と証拠写真の撮影」のセットも裁判の証拠として多く見受けられますので、家事や子育て、仕事などで忙しい日々を過ごしている専業主婦でも比較的簡単に不貞行為の証拠が集められる時代と考えて良いでしょう。
注意!こんな資料は不貞行為の証拠にならない
パートナーと浮気相手が親密そうにコメントや会話をしているSNSやLINE、電子メールなどの履歴は「肉体関係に直結しない」という理由で証拠にすることができません。 また何度レジャーや食事に行く関係であっても、ホテル宿泊などの肉体関係に繋がる要素が見受けられない場合は、証拠が不十分であるとして不貞行為による離婚が難しくなりますので、注意が必要です。 自分自身で収集した不貞行為の証拠に対して少しでも不安材料がある場合は、離婚関連トラブルを得意とする弁護士に相談をして客観的な意見を仰ぐことが理想となります。 また離婚関連に詳しい弁護士の場合は「こんな証拠を集めると良いですよ?」といった具体的なアドバイスもできますので、自分自身で勝手な判断をせずにプロのサポートを受けることが確実な離婚成立に繋がると言えるでしょう。 四ツ橋総合法律事務所では、浮気や不倫に関する相談対応も行っていますので、パートナーの行動に不安や不信感がある方は、気軽にお問い合わせください。
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