• 2018.4.29

    夫婦喧嘩の原因をランキング形式でまとめてみた

    夫婦喧嘩の原因をランキング形式でまとめてみた

    国内でも有名な結婚相談サイトNOZZE(ノッツェ)の調査結果を見てみると、20代~60代の夫婦における夫婦喧嘩の頻度は下記のように意外と開きのある実態がわかってきます。

    ・毎日夫婦喧嘩をする 2.3%
    ・週1~2回のペースで夫婦喧嘩をする 16.2%
    ・月1~2回のペースで夫婦喧嘩をする 27.0%
    ・年1~2回のペースで夫婦喧嘩をする 25.3%
    ・数年1~2回のペースで夫婦喧嘩をする 19.2%
    ・夫婦喧嘩は全くしない 10.0%

    喧嘩するほど仲が良い

    同じ屋根の下で暮らす男女が自分の抱えている想いや考えを相手に伝えるといった意味では、夫婦喧嘩に対して必ずしも悪いものではないと捉える専門家は意外と多い実態があります。

    例えば、夫婦それぞれが全く相手に自分の考えていることを伝えなければ当然、夫婦喧嘩も起こりません。

    しかしそんな夫婦の間に「パートナーに伝えられない怒り」などがたくさん存在している場合、本物のコミュニュケーションのない仮面夫婦と呼ばれる状態によって、浮気や不倫といった新たな問題が発生することもあるのです。

    こうした形で気持ちを伝え合わない習慣にも大きな問題があることを考えると、子供たちや祖父母に迷惑をかけない程度の夫婦喧嘩は、婚姻生活における潤滑油になるとも言えるでしょう。

    今回は、酷い場合は離婚のきっかけになってしまうこともある夫婦喧嘩の原因ランキングを、その具体例を一緒に詳しくご紹介していきます。

    7位 互いの親との価値観が全く合わないから


    結婚をしたことによって家族になった相手方の両親との関係は、夫婦喧嘩の原因になり得る存在です。

    特に義父母との関係に悩む配偶者に対して全く理解を示さないパートナー
    は、夫婦のみならず家族関係トラブルの原因になりやすいと考えられています。

    こうしたトラブルにブレーキをかけるためには、義父母と夫婦における距離感や立ち位置を早い段階で決めておく必要があります。

    また義父母や親族などから難しい要求をされた場合は、夫婦2人の意見としてその話に断りを入れる勇気と結束力も必要になると言えるでしょう。

    特に義両親の世話や介護をする機会の多い妻は、親族関係のストレスを抱えやすい実態がありますので、夫の側から積極的に話を聞く姿勢を持つことも夫婦関係の円満に繋がる良策となりそうです。

    6位 好みや趣味が全く違うから

    頻繁に夫婦喧嘩を繰り返す方々の中には、相手の好みや趣味に対して嫌悪感を抱いているケースも非常に多く見受けられます。

    例えば、自分の好みに合わない洋服を着ているパートナーに対して「どうしてそんな変な服を着ているの?」と何度も指摘すれば、相手は当然、不快な気持ちになってしまいます。

    また夫婦生活に支障のない部分に関して指摘を繰り返せば、パートナーは「ありのままの自分を愛してくれていない」といった悲しい気持ちになるのです。

    こうした状況下で配偶者のファッションセンスを変えたいと感じている人は、誕生日やクリスマスなどのイベント時に、自分の好きなブランドの洋服をプレゼントするといった方法をとってみても良いでしょう。

    これに対して婚姻前から続いている趣味によって週末の不在や散財が止まらないといった場合は、パートナーの勝手な行動により生じている問題について夫婦2人で話し合う機会を設ける必要があります。

    例えば、子供とお父さんが唯一ゆっくり遊べる週末に夫が全く家にいない場合は、その頻度を下げてもらった上で親子のコミュニケーションを増やしてもらう提案をした方が良いと言えるでしょう。

    また釣り竿やゴルフクラブといった趣味の道具への散財が止まらず、家計を圧迫している場合は、子供の将来のために月々の小遣いを減らすといった提案も必要となりそうです。

    5位 生活時間帯が合わない

    夫は夜勤のあるシフト勤務の仕事をしている。妻は生まれたばかりの赤ちゃんを育てている。

    こんな形で生活時間帯が全く異なる夫婦の間にも、時間の共有が難しいことによる苛立ちや夫婦喧嘩が起こりやすい実態があります。

    例えば、これから夜勤前の昼魔に夫が寝ている時間帯に赤ちゃんや子供が元気に騒いだ時、「俺はお前らのために仕事をしているんだ!」といった暴言を妻に突きつける旦那さんも非常に多い実態があります。

    これに対して昼夜問わず赤ちゃんのお世話をしている奥さんからすれば、「私だって全くまとまった睡眠をとらずに子育てや家事を頑張っているのに・・・」という想いが生まれてしまうのです。

    こうした形で生じた生活時間帯の違いによる気持ちのズレを埋めるためには、まず「自分だけが大変である」という偏った考え方を改める必要があります。

    また夫婦の時間が共有できる週末などに、普段なかなかできないコミュニュケーションやスキンシップを図る機会を設けるのも関係修復に繋がる良策になるでしょう。

    4位 コミュニュケーション不足


    疲れた、面倒くさい、言わなくてもわかっているだろ・・・。

    こんな想いで暮らす人の多い日本には、夫婦のコミュニュケーション不足によるも問題も起こりやすいと言われています。

    夫婦の信頼関係といった意味で「言わなくてもわかっている、伝わっている」という想いを抱くことは、非常に重要です。

    しかしこれが、「余計なことを言ってはならない、言えない」といった状況になってしまうと、互いの間に生じた気持ちのズレにより夫婦喧嘩を通り越し離婚の決意に発展してしまう可能性もでてくるのです。

    阿吽の呼吸や忖度といったことが美徳とされる日本では、多くの夫婦がコミュニュケーション不足に陥っていると考えられます。

    しかし夫婦が円満に暮らすためには、その日の予定や自分の考えを含めて最低限のことを伝える心掛けが必要となりますので、たまには「喧嘩するほど仲がいい」を目指して話し合いの機会を持つようにしてください。

    3位 お金の問題

    子供の教育や家計のやりくりで精一杯の節約をしている側からすれば、ギャンブルやお酒の付き合いによってパートナーが浪費をする状況は我慢ができないものです。

    また逆にパートナーが家族カードを使ってブランドバッグなどの買い物をしすぎた時にも、「どうしてこんな物が必要なんだ?」といった形で夫婦喧嘩の原因になるようです。

    こうした問題が生じた時に、まず最初に話し合うべきなのは、「その出費が必要なのか?否か?」ということです。

    例えば、普段カジュアルな格好をしている奥さんが同窓会や結婚式のお呼ばれに行くために、バッグやワンピースなどの買い物をたくさんしてしまった場合、そのお金は必要経費と捉えるべきケースも少なからずあるのです。

    これに対して過去に何度も注意をしているのに、財布が空になるほどお酒を飲んでしまう、パチンコに通いすぎてしまうといった場合は、夫婦喧嘩をしただけではその状況にブレーキのかからない依存症に陥っている可能性が高いと言えるでしょう。

    また買い物依存症やギャンブル依存症、アルコール依存症による問題が大きくなると、子供の教育費などが圧迫されたり、窃盗や暴力事件に発展することもありますので、専門機関での本格的な治療や離婚を前提に真面目な話をするのも方法のひとつと言えそうです。

    2位 生活態度が悪い

    読んだ新聞や本を片付けない、家事の手伝いを全くしない、週末はゴロゴロ寝てばかりいて子供の世話をしてくれない・・・。

    こうした不満や鬱憤が溜まると、その気持ちを相手に対して一気に投げつけることにより夫婦喧嘩の原因が生まれると考えられています。

    まずパートナーから生活態度が悪いと指摘される側は、自分ができる限り相手に協力する姿勢を持つああうのが夫婦円満の鍵になると考えられます。

    また仕事の疲れや残業続きの毎日などにより家事や子育てなどの協力ができない時には、「いつもありがとう、ごめんね」といった素直な気持ちや、「今週は疲れたから週末寝させて欲しい」などの訴えをきちんと相手に伝える姿勢が必要となるでしょう。

    これに対して相手の生活態度に対して鬱憤を溜めすぎてしまう側は、ただ怒るだけでなく「どこまでならできるのか?」、「どうしれば改善してくれるのか?」といった話し合いの機会を持ってみても良さそうです。

    1位 ものの言い方が悪い


    夫婦喧嘩の原因で最も多いのは、乱暴なものの言い方だと言われています。

    例えば、テレビを見ている夫に相談したいことがあって声掛けをした時に、「うるせぇ!」といった返答がくれば、誰もがムカッとしてしまいます。

    また相手のしていることが気に入らない時に、「そうじゃねぇだろ!」といった乱暴な言葉で指摘をされた場合も、同じレベルの言葉で反論をすることにより夫婦喧嘩が始まるきっかけになるケースが多いようです。

    こうした形できれいとは言えない言葉で日常的に夫婦喧嘩をしている人たちは、自分たちの発する表現があまりよくないという現実を受け入れられていない傾向があります。

    また同じ言葉を子供たちが真似すれば、そこから学校の友達を傷つけるいじめなどのトラブルに繋がることもありますので、注意が必要です。

    配偶者に対してイライラする時には相手に対して八つ当たりともとれる言葉を投げつけるのではなく、なるべく落ち着いた言葉で対応するようにしてください。

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