離婚によってシングルマザーになる女性の心構え

離婚によってシングルマザーになる人生

女性がさまざまなシーンで活躍するようになった今の時代は、これまで一緒に暮らしていた旦那さんと離婚をしてシングルマザーの道を選ぶ方々も増え始めています。総務省が発表した2010年の報告では、シングルマザーの総数が100万人を超えていますので、このような生き方を選ぶ女性も珍しくなくなってきていると考えて良いでしょう。今回は、離婚によってシングルマザーになろうと考える皆さんに、女性のひとり親家庭の実情などを紹介していきます。

離婚をしたシングルマザーはこんなに大変

離婚をしたシングルマザーが新生活に対して「大変！」と感じるのは、「金銭的なこと」と「子育てをする時間が少ないこと」の2つです。旦那さんと1日でも早く別れたいという想いでシングルマザーになった女性の中には、養育費や慰謝料をもらわないことによって生活が困窮し、休みなく働くことで子育てに支障が出る方々も多く存在するのです。また収入が少なければ預かり保育なども厳しくなりますので、ママだけでなく子供達も寂しい想いをすることが多いと言えるでしょう。

シングルマザーになるための注意点

シングルマザーとして子供達を育てるためには、旦那さんと別れる時に慰謝料、養育費、財産分与についてしっかり決めておく必要があります。旦那さんからドメスティックバイオレンスなどを受けている場合は、「細かいなんてどうでもいいから、1日でも早く別れたい」と感じるかもしれません。しかし、養育費などの話をしっかり行うのは、「子供に安心安全な生活をさせるため」でもあるのです。またこういった話をきちんと決めれば、シングルマザーの女性も社会で活躍しやすくなりますので、自分のキャリアアップに集中するといった意味でも離婚の際にお金の主張をすべきと言えるでしょう。

旦那さんに養育費などを支払ってもらうためにすべきこと

これから別々の道を歩む夫婦が決めた取り決め事項は、離婚協議書という形で残す必要があります。旦那さんが酒乱とか暴力を振るうなどの理由で話し合いに応じない場合は、離婚相談のプロフェッショナルとも言える弁護士に相談してみてください。弁護士に夫婦の実情を話すと、自分たちに合った提案をしてもらえます。また弁護士は代理で各種交渉を行うこともできますので、男性に意見のできない女性こそ、法律の専門家に頼るべきと言えるでしょう。