COLUMN
夫婦間トラブル
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離婚とお金
2016.12.30
離婚の弁護士費用の考え方と実態
離婚の弁護士費用は一体いくらかかるもの?
離婚問題の早期解決を目指すなら、夫婦の実情に合った助言や対応のできる弁護士の活用が大変おすすめです。離婚における弁護士費用の相場は、50万円~70万円前後となりますので、このお金を支払うことでさまざまな問題がスピーディーに解決されると考えれば、比較的コストパフォーマンスの高い出費に位置付けられると考えて良いでしょう。今回は、お金の部分で法律事務所の活用を悩む皆さんと一緒に、離婚における弁護士費用の実態を詳しく確認していきます。
離婚問題の弁護士費用は2階建て
多くの弁護士事務所では、離婚問題にかかる費用を2段階で請求しています。1段階目として請求されるのは、離婚すること自体にかかる着手金と報酬金です。これに加えて慰謝料請求、財産分与、親権獲得等が可能な場合には、2段階目として当該請求等にかかる着手金と成功報酬が請求される仕組みとなるのです。
報酬金はどのぐらいかかるの?
報酬金は、離婚調停や裁判によって得られた額の10~20%で設定されていることが多いです。例えば離婚裁判によって1、000万円の財産分与が得られた場合は、その10%の100万円を報酬金として弁護士に支払う形となるのです。この他に1段階目の報酬金も支払う必要がありますので、その金額が30万円であればトータルで130万円の請求がくる形になります。
古い時代は各弁護士会で離婚の弁護士費用が決まっていた
古い時代の日本では、離婚事件の内容によって着手金と報酬金の相場が定められていました。しかし現在では、弁護士の業界でも自由価格が導入されていますので、「少しでも離婚にかかる費用を安くしたい」といった場合は価格重視で法律事務所の比較検討も可能になったと言えそうです。
弁護士費用よりも離婚トラブルの対応実績でを重視すべき
自由価格が導入された現在でも、多くの弁護士事務所では旧相場を参考に料金表などを作っています。またトラブルのより良い解決を目的とする離婚の場合は、普通のショッピングのように「安ければ良い」というわけでもないため、料金相場だけに着目するのではなく、離婚問題の対応実績の多さで事務所の選定をすることが、納得の問題解消に繋がるといえるでしょう。大阪の四ツ橋総合法律事務所では、さまざまな離婚問題を解決に導いておりますので、夫婦の問題でお困りのことがございましたら気軽にお問い合わせください。
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