• 2016.4.29

    スピード離婚を上手に行うために

    スピード離婚を上手に行うために

    短期間で離婚するカップルは意外と多くいます

    入籍のタイミングで同居を始めた夫婦の中には、日々の生活の中で相手の悪いところが見えたり、スマートフォンやパソコンから浮気の証拠を掴んでしまうといった形で「結婚から1ヶ月以内に離婚をしたい」と考える人達が多く存在します。 また入籍をしたことでパートナーを「自分の所有物になった」と認識した人の場合は、突然手の平を返したように口調の変化や暴力を行うようになることもあるのです。 そんな状態に我慢できず、最短スピード離婚を考える方々の多くは、婚姻生活に強い夢や憧れといった明るすぎるイメージを抱いている傾向が高いと言われています。

    相手を説得できる具体的な理由を挙げる

    パートナーとの価値観の違いや暴力などによって「1日でも早く別れたい」という願いを叶えるためには、相手に離婚の同意をしてもらうしか方法がありません。 ダラダラを嫌なことを言い続けていると、「ただ愚痴を吐き出したいだけ」と捉えられることもあるため、注意が必要です。 このような事態を回避して離婚への想いをきちんと伝えるためにも、「自分は何が嫌で離婚をしたいのか?」という部分を整理する作業に時間をかけるようにしてください。

    第三者から客観的な意見をもらう

    スピード離婚に応じない配偶者の多くは、「こんな短期間での離婚なんて恥ずかしい」といった世間体を気にする傾向が高いと言われています。 しかしその裏では「周囲から幸せと思われるような理想の夫婦になりたい」という想いも抱えているため、第三者から客観的な意見をもらうことで変わった行動が改められるケースも多く存在するのです。 また友人知人、同僚の意見を相手に伝えることで、「私達夫婦の関係はおかしい」といったアピールもできますので、ひとりで問題を抱え込まずになるべく説得力の高い人の意見を聞いておくべきと言えるでしょう。

    離婚協議にはシミュレーションが欠かせない

    離婚話を切り出すために、「相手がどう反論するか?」といったシミュレーションを行っておくようにしてください。 シミュレーションを何度も繰り返してさまざまなパターンに対応できる準備を行っている人は、相手が突拍子もない反応を見せても自信を持って冷静に対応可能となります。 これに対してシミュレーションを全くしていない人は、パートナーの反論に負けて協議が進まない傾向があるのです。 婚姻から1~3ヶ月程度で行うスピード離婚はハードルの高いものとなります。それゆえ、信頼できる方と相談をしながら離婚協議のシミュレーションを行うことで、相手の気持ちを動かせる可能性が高くなるといえるでしょう。

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